Musen01 5月にATの教習車を更新した記事は何度も書きましたが、無線車も同時に入れ替えました。
無線車に使用する車は以前の教習車ですから目新しさはありませんが、無線機の取り付け方が変わっていました。Musen03

Musen02無線機はこれまで助手席のダッシュボードの下に吊り下げられていま したが、今度の無線機は運転席のシートの背もたれに取り付けられています。

Musen05

僕は趣味でアマチュア無線をやっています(やっていたと言うべきかもしれませんが・・・)が、無線機はダッシュボードのどこか手が届く場所に取り付けるものと思っていました。
ダッシュボードに取り付けるためには、インパネを取り外したり大変な作業を伴います。

Musen06習用の無線車の場合は、無線機を操作する必要はありませんからシートの背もたれに取り付けても支障はありません。
もちろん、取り付け作業は確実に楽になります。

誰が考えたのかはわかりませんがアイデアですね。
こんな発想は固定観念に取り付かれていると湧いて来ませんね。
教習でも斬新な発想で取り組みたいものです。

無線塔の中の親機の写真も見てください。
特定小電力の無線機のようです。

これまで使用していた無線機と違い接触不良やボリュームのガリがMusen04無いので通話は確実に行えますが、PTT(送信ボタン)を押すと空チャンネルサーチに時間がかかり即時に通話できないときがあります。
瞬時に指示を出さなければならない場合に困ることがあります。

無線で指示を出さなければ危ない教習生を乗せなければ良いのですが、一人でか細い思いをしながら運転している教習生もいますからね。
逆に横に指導員が座っていないので、開放された気分で鼻歌を歌っている猛者もいます。[E:smile]