自分の車に「しめ縄」を付けました。20101231_011
昔のお正月では当たり前のことでしたが、近頃では付けている車のほうが珍しくなりました。
というより、「そんな物を車につけるの?」と思った人のほうが多いことでしょう。
私が子供の頃は、ごく当たり前の風景でした。
お正月だったかどうか記憶がハッキリしませんが、日の丸の小旗をフロントグリルに付けていた車もありました。

年末に車も大掃除をしてフロントグリルにしめ縄を飾って新年を迎えるという風習(文化)が失われていくのは残念な気がします。

20101231_012 車内にお守りや護符を付けている人はまだまだ見かけますが、Aピラー(フロントピラー)にエアバッグが装着されている車が増えてきた(エアバックが展開するときに飛散して危険である)ので、お守りやマスコットをフロントガラスに取り付けられなくなっているので、この風習(文化)も風前の灯のようです。
私の車の「しめ縄」は、高速道路に入る前に外しました。もちろん、落下防止のためです。
こんなことも「しめ縄」を付けなくなって来た理由なのでしょうね。

最近は、荷台に「初荷」の幟を立てているトラックも見かけなくなりましたね。
法被を着て初荷を届けてお神酒を頂いて車を運転するという無法なことが許されるわけもありませんし、そういう時代ということでしょうか?