DSCN6063「バモス」といっても、現行の軽ワゴンの話ではありません。
1970年代に発売された、TN360(軽トラック)のエンジン・シャーシを利用しボディだけを変えたレジャー・トラックの「バモス」です。
一見、「ジープ」のようなオフ・ロード車に見えますが、恰好だけで機能は軽トラックそのものです。
でも、「恰好いい」でしょ?

若い頃、私は「バモス」に乗っていたことがあります。
「乗っていた」といっても「所有していた」訳ではありません、親父の所有です。

DSCN6067この「バモス」、恰好はともかく「冬は寒い(暖房なし)!」「夏は暑い(クーラーなし)!」「雨の日は視界が悪い(デフロスターがないのでウィンドーが曇る)!」の三重苦なのです。(TN360も同様です。)
車というより、四輪のオートバイに乗っているようなものでした。

ベースとなった軽トラックのTN360は、エンジンを運転席後方の床下に置いたミッドシップ構造の車で操縦性は良いのですが、荷台の床にある蓋を開けないとメンテナンスが出来ない欠点がありました。(荷台の荷物を降ろさないと整備ができません。バモスも床の蓋を開けるためには後部座席が邪魔になる構造でした。)
しかも、空冷エンジンですからラジエーターがありません。もちろんエアコンはありませんから暖房がないのです。DSCN6068
TN360もバモスも、外気取り入れのシャッターを開けると外気がエンジンルームを通ってエンジンの熱でかすかに暖められオイル臭のする風となって室内に入ってきますが、全く役に立ちません。
夏は暑い、冬は寒い(昔の車はみんなそうですけど…)我慢の車でした。

TN360はキャビンがあるからまだマシですが、バモスは幌ですからたまりません。
暑い寒いだけでなく、幌は強い雨が降ると雨漏りしたり染み込んだりします。
でも、お天気の良い日に幌を外して体中に風を浴びて走る心地よさは別格でした。

ネットで検索してみると、バモスの愛好家はかなりいるようでサイトがいくつかありました。
68万円という価格で売っていた(すでに売れていました・・・)サイト(http://item.rakuten.co.jp/sepia/10007511/)もあります。
確か当時の販売価格は36万円くらいだったはずですが・・・

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