今日は67回目の原爆記念日です。
広島生まれの私は、小さい頃から原爆の話を聞かされて育ちました。

hirosima 被爆前の広島市中心部 私は戦後の生まれですから被爆しておりませんが、年長の従兄は被爆手帳を持っています。
その従兄は爆心から1.5キロ以内の西白島で被爆しました。

左の地図の青色で囲まれた場所に祖父母の家がありました。
赤色で囲まれた場所が原爆ドーム(商品陳列館)ですから、目と鼻の先だったのです。

幸いなことに、原爆が投下される前に長束に疎開していましたので直撃は免れたのですが、爆風で天井が吹き飛び家の中は家財道具が散乱したそうです。
その後、市内から親族や・知人がたくさん避難してきたのですが、満足な治療を受けさせてあげることが出来ず、ただ火傷の傷口に油を塗ってあげることしかできなかったそうです。
そんな話を祖母から聞かされましたが、子供の頃はその話を聞くのがいやで逃げ回っていました。
今になって、「ああ!あの時、ちゃんと話を聞いておけばよかったのに」と思うのですが、もう取り返しがつきません。
でも記憶に残っている全てを、今のうちに家族に話しておきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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