写真は今朝の鶴見岳です。
冬の鶴見岳を見ると雪中登山を思い出します。
私の通った中学(上野ヶ丘中学)では、この季節に由布岳に登っていました。
約４０年前の事ですから今のような性能の良い防寒着はなく、シャツを２枚・セーターを２枚と重ね着し、もちろんズボン下を履き靴下の上に毛糸の靴下、長靴に荒縄を滑り止めに巻くと云う想像を絶するような装備でした。
頂上に着いた時には水筒の水は凍りついていましたし、今だったら父兄が大反対するような行事でした。
実は…この時の雪中登山で事件がありました・・・
下山して集合したら、１名足りないのです。
今のように携帯電話があるわけでもなく、連絡も取れません。
大変な騒ぎになりました。
詳細は省きますが、その１名は道を間違えて湯布院の方へ下りていました。
この事件の後、上中の伝統行事「雪中登山」は中止になったそうです。
つまり、私の１つ下の学年からは雪中登山はありません。
西を見ると雪山ですが、東を見ると・・・こんなに穏やかなお天気です。 
