先週は高齢者講習を3回も担当しました。
午前あるいは午後の教習時間を全部使うので、3回も講習が回ってくると担当している教習生のスケヂュール調整に苦労します。
特に、特定の時間しか来られない教習生は他の指導員にお願いして、自分で教習する機会がほとんどないこともあります。

高齢者講習は、70歳以上の高齢者が免許更新のために受ける講習です。
また、75歳以上の高齢者は講習予備検査(認知機能検査)も受けることとなっています。
講習の内容は、座学(講義・ビデオ)・運転適性検査・運転実技です。
講習のお申し込み・お問い合わせは、こちらまでお願いたします。

初めて高齢者講習を受ける方は、どんなことをするのか不安なようで、教習生からも「おばあちゃんが、講習の内容を聞いてきてと言われた」と質問されることがよくあります。
講習ですから試験ではありません、安心してお越し下さい。

以下の写真は、講習で使用する機器です。

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CRT運転適性検査器 視野計
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動体視力計 夜間視力計

いずれも検査結果が出ますが、合否はありません。
自分の身体能力の現状を知っていただくのが目的です。

先週の高齢者講習には、元検定員のOさんも受講されていました。
私が指導員になって間もなく定年退職された方で、担当の17号車は私が引き継ぎました。
大先輩が受講者の中にいると、やりにくいですね。[E:coldsweats02]