実技講習

実技講習は視資格の確認、そして午前中の座学講習でディスカッションした見通しの悪い交差点での見え方を模擬ブロックと車を使って確かめた後、マイカーで実践してみました。

視死角

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運転席からの見え方は・・・ 受講者に運転席に座ってもらいます。 ポールが見えなくなる所を探します。ロープで囲まれた範囲が死角です。
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左の車の運転席からは、右の車は見えません。 車の運転席から左のバイクは見えません。 前方の死角です。
スタッフは決死の覚悟(?)です。

毎日の高齢者講習でも死角にバイクを置いて説明をしますが、ロープで囲むと面で把握できますね。
時間に制約のある高齢者講習では無理ですが、企業やヤングドライバー等の講習ではここまでやりたいと思いました。

見通しの悪い交差点

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模擬ブロック塀、これは講習に便利なツールです。 受講者の意見は、自分なら「この位置で止める」「ここで見る」様々です。 車の右手から接近するバイクは、この位置で車の先端が見えます。
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左方から接近する車はこの位置でブロックの影から出てくる車の先端が見えます。 運転席から両側が見えるのは、この位置です。 でも、体を前傾するとこの位置で両側が見えます。

座学でのディスカッションし、更に現地でもう一度意見を聞き、最後に実車で確認です。
ツールの作成を含めて今後の講習に活かして行きたいと思います。

マイカーでの実践

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最後は、座学と実地で学んだことをマイカーで実践します。
各自の車で先端が停止線ギリギリで止まったときの車内からの見え方を確認させているのが印象的でした。