６月に路端の神様のタイトルで紹介しましたが、別府校の所在地(上人本町)は昭和の香りがする町です。
今日、４限の路上教習に向かう途中、塩沢コーポ前で地域の人達がお菓子を並べていました。
若い人は知らないかもしれませんが、「おせったい」なのです。
「おせったい」は「弘法大師(おこぼさま)」が入定した３月２１日と８月２１日に弘法大師をお参りしお接待(お菓子)をいただきます。
赤い幟が立っている家がお接待の場所で、子供の頃はこのお菓子をもらうのが楽しみで多くの家を回ったものです。
塩沢コーポの前も赤い幟が数本立っていて、近所のおばあちゃんやおばちゃんがお接待をしていました。
でも、子供の姿は見かけませんでした。近頃の子供はお菓子なんていつでも食べられるからでしょうか？
昼休み、食事が終わってすぐ、写真を撮ろうと思って歩いていくと、残念なことに片付けの最中でした。
もう少し、早く行ったらお菓子がもらえたかな？
