アメリカの「コダック」が破産しました。
カラーフィルムといえばコダカラーといわれるくらい実績のある会社だったのですが、デジタル化の波に呑み込まれてしまったようです。

インスタントカメラの代名詞だった「ポラロイド」も2005年に破綻しました。
消費者の動向を読み誤り、デジタルカメラへの移行に乗り遅れてしまいました。

すぐれた技術を持っていても、消費者からそっぽを向かれてはどうしようもありません。

私も長女が生まれた頃は、「ニコンFE」という銀塩一眼レフカメラを使用していました。
当時は、現像・焼付も自分でやっていたことがあります。(当然、モノクロ写真です。)
これには暗室が必要ですし、手間も暇も技術も必要でした。

現在は「ニコンP100」というデジカメを使っています。
パソコンとカラープリンターがあれば、いつでも写真を印刷できます。
しかも、加工が自由自在に出来るのです。
プロや芸術的写真はともかく、手軽に写真を楽しむのであればデジカメで十分です。

技術の頂点を極めることも大切ですが、2社とも需要の裾野を支えるユーザーの気持ちが見えなくなっていたようです。

「コッダク」といえば・・・
我が家にもコダック製の固定焦点カメラあったはずです。
私が小学生の頃、遠足に持っていった記憶があります。
確か、大正時代か昭和初期のカメラで、ブローニー判という大判フィルムを使用するカメラでした。
押入れの中を探したのですが、見つかりません。
父も亡くなっていますので、どこにしまったのか、または処分したのか行方がわからないままです。
もし、行方が分かれば続を書きたいと思います。

DSCN5945 写真は押入れから見つかったフジフィルムのカメラ「FUJICA AF DATE」です。
1984年製で、フジカの名称で販売された最後のカメラです。(以後は「フジ」)
「フジ」は、8ミリカメラや、カメラ、レントゲンフィルム、医薬品などコダックより方向転換・多角化が早かったようですね。
   
DSCN5944 これも、押入れから発見した
キャノン demi EE ハーフサイズ・カメラです。
1963年製?

もっと探せば、コダックのカメラやリコーの二眼カメラもあるはずです。

 

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