別府市荘園町の九大病院前に「時計修理」という看板が出ている店があります。

地図画像

よく見ないと通り過ぎてしまいそうなくらい小さいお店ですが、開店したときからずっと気になっていました。
12月5日の記事にも書きましたが、修理を保留している時計があり、このお店に持っていこうかどうしようかと迷っていました。
今日、店の前を通ったら開いていたので思い切って入ってみました。
フジヤマ時計店」に入ってみると、まず、目に入ったのがブラウン管テレビです。
このテレビにDVDプレーヤーが接続されていて、時計のを修理している映像が流れています。
マジック・アイの付いた真空管式ラジオもあります。(短波放送のダイヤルもついています。)
二坪ほどの小さなスペースですが、時代を感じさせる不思議な空間になっています。
アンティークの柱時計や腕時計もたくさん並んでいました。
「1900年製・分解掃除済・¥180,000」などと説明が付いています。
昭和30年代の柱時計だと¥15,000~¥20,000程度ですから買えないほどの金額ではありません。
一つくらい欲しいけれど・・・

さて、時計の修理ですが・・・
電池が液漏れして粉をふいていたそうです。
修理を保留したスーパーの時計店では、若い店員さんから「メーカーに送ることになります。」と言われた時計なのですが、このお店では(30分ほどかかりましたが)、内部や接点のクリーニングと電池交換で1000円でした。
「電流もチェックしたけど異常は無い」そうです。
やはり、時計の修理は店員さんではなく職人さんのいるお店に行くべきですね。
岩尾先生も、このお店に行って見ると安く修理できたかも知れませんね。

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